CyCon2013の講演を最後まで聞くと、タリン解放者の記念碑を訪れる時間がなくなる可能性があり、11時前のコーヒーブレークの時間に、CyCon2013の会場を後にした。
滞在していたホテルまで徒歩で行き、客待ちで並んでいるタクシーへ行きたい場所を告げたのだが、地図を見せても運転手は場所がわからないとのこと。また英語もあまり理解できない様子。1台目は、あきらめて、次のタクシーへ、話しかけたのだが、「X○△XXX○???、、、」。地図を見せてもダメ。ようやくタクシー3台目の運転手が、わかった、、、ということで記念碑の場所の方向に向かった。この運転手も、だいたいの場所はわかったようだが、行ったことはなく、正確な場所は知らなかったようだ。タリンの中心部をちょっとはずれると、舗装はされていたが、道路は曲がりくねってかなりゴチャゴチャしている印象。
記念碑の場所に近いと運転手が思っていたらしい場所に近ずくと、工事中で、その道路には入れないとのこと。やむを得ず、迂回路を探し、運転手が住民らしい歩行者に何事か問いかける(X○△XXX○???、、、)。しばらく走って、墓地らしい石造りのアーチ型のゲートで車は停車し、運転手は、ここで待っているので、この道をまっすぐ進め、、、と。
墓地の正門(?)
左右に墓が並んでいる中をしばらく進むと、道が3方向に分かれていた。運転手の、まっすぐ進めの言葉にしたがって、歩いたのだが、それらしい場所は見当たらない。訪れた墓地は、全体を見渡すことができないような、かなり広い敷地で、数多くの墓が並んでいた。墓地を訪れている人々を見つけて、質問してみるのだが、さっぱり話が通じない。正確に記憶していないが、墓地の中を相当歩き回って、5人以上に聞いてみた。言葉の問題はあるものの、皆さんは非常に親切に対応してくれ、感謝感謝!。中でも、相当高齢なおばーちゃんが、こっちだよ~と、相当な距離を歩いて自ら案内してくれた人もあった。このおばんちゃんは、我々が入ったゲートと別の出入り口近くまで案内してくれて、このゲートの外へ出てすぐだよ、、、というような言葉(not in 英語)を残して去っていった。ここまで、墓地に入ってからすでに30分以上経過していたと思う。早速、そのゲートに向かって歩き、ゲートの外を見渡すものの、木々が生茂っていて、どの方向にあるか、わからない。
どうしても見つからなかったら、この墓石だったということにしようかとJokeのネタに、、、
さらに歩きまわって、相当な時間が経過し、待たしているタクシーが、居なくなってしまうと、次のタクシーが見つかるような場所ではないので、あきらめて帰ろうと、入門したゲートに向かう途中で、墓参りらしい(?)の2人ずれの女性に遭遇。若い(30~40代?)方が少し英語を理解し、記念碑のことも知っているようだった。質問を続けているうちに、この女性も自ら歩いて我々を案内してくれた。方向は、先のおばあちゃんが示してくれたゲートだった。わかってみると、記念碑は、このゲートから歩いて数分の場所にあったのだが、木々に隠れて見えなかっただけだった。
我々が歩き回ったのは、一般人の墓地で、軍人の墓地が別にあって、この中に記念碑が建てられたようだ。(記念碑の周辺に、小さな墓石が見える)
タクシーが待っているかどうか心配しながら記念碑を後にしたわけだが、ちゃんと待っていてくれた!帰りのタクシーの中で運転手から記念碑や2007年のサイバー攻撃のことを聞いてみた。運転手曰く、「まったく影響がなかった。一部のマスコミが騒いだだけ、、、」
どうりで、記念碑(新、旧の場所)を探す過程で、おそらく10人くらいに聞いてみたのだが、ほとんど誰も知らなかったのだ!? ホテルまでもどって、料金を聞いたら30EUR。ホテルから空港までは、もうちょっと距離があって、片道で8EURくらい。ホテル⇔記念碑の往復と、待ち時間を考慮したら、まあ~妥当な料金かも。ちなみにタクシーの近くを走っている車に、トヨタ(カローラ)とホンダが見えた。乗車したタクシーもトヨタ製で、故障がなくて良い、、、と言っていた。
タリン解放者の記念碑
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