WSL2の環境でAdafruit FT232H Breakoutを利用する

Adafruit FT232H Breakoutを使うことで、USB I/F経由でGPIO/I2C/SPIの機能を利用できるようになります。WSL2上のUbuntu22.02で、Adafruit FT232H Breakoutを動かしてみました。

準備:WSL2でUSBデバイスを利用するには、あらかじめWindows側での準備が必要です。

STEP1 usbipdのインストール

Windows 管理者として次を実行

>winget install –interactive –exact dorssel.usbipd-win

インストールしたらWindowsを再起動

WSLで次を実行

sudo apt install linux-tools-virtual hwdata
sudo update-alternatives --install /usr/local/bin/usbip usbip `ls /usr/lib/linux-tools/*/usbip | tail -n1` 20

STEP2 Adafruit FT232H BreakoutのWindows driverをインストール

FT232H を接続してUSB Seria Converterの認識を確認。

>usbipd wsl list
BUSID  VID:PID    DEVICE                                                        STATE
1-2    1ea7:0066  USB 入力デバイス                                              Not attached
1-3    0403:6014  USB Serial Converter                                          Not attached

STEP3 USB Seria ConverterをWSL側へ接続する。管理者権限で次を実行

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です