投稿者「Keiichi Horiai」のアーカイブ

タリン解放者の記念碑(移設前の跡地)

タリン滞在の最終日に、2007年のDDoSアッタクの一因とされる「タリン解放者の記念碑」を訪ねてみた。最初に、移設前の場所へ行くことにした。移設前の場所は、オールドタウンにも近く、我々が滞在したホテルから歩いて20分程度の場所にあったので、CyConの講演が始まる前に見ようということで、早々にホテルを出た。この跡地は、国会ライブラリーと隣接した、小さな緑地となっていて、目印になるようなものは、何も無かった。この地に向かっていく途中で、数人の通行人(タリンの人)に場所を聞いてみたが、現地はエストニア語なので、言語の問題と、そもそも記念碑を知らない人がほとんどで、跡地へ辿り着くのに、少し苦労した。(後になって、この苦労は、移設後の場所を探すことに比べれば遥かに簡単だった、、、)


成田到着

ほぼ予定通り成田到着。フランクフルト空港でも無料のWifiを利用できたが、このblogのURLがDynamicDNSを利用しているためか、フィルタリングされているようで、アクセスできなかった。:-(

3日目の夜(dinner)

エストニアの軍事博物館の中で、ディナーパーティ(バイキング形式)
・ホテルから200人位が徒歩で会場に向かう。所要時間が約45分程度。エストニアでは、この程度歩くのは、あたりまえ??
会場まで案内してくれたガイド

ディナーパーティの会場でアジアからと思われる参加者に声をかけてみた。
・フィリピンから1人(ソーシャル・エンジニアリング)
・台湾から2人(日本の独立行政法人のような組織から)
・韓国1人(女性)
その他
・ロシアから2名が講演(大学教授)があったが、中身は薄かった、、、

2日目の講演

タリンマニュアルのシュミット氏の講演は非常に力強いものでしたが、一言でまとめると、勝った者が勝ち。例えば、攻撃対象は軍事目標に限られているが、その目標の周辺に民間施設や住民が居る場合も少なくない。このような場合、攻撃によって軍事目標以外にも被害が及ぶ可能性があるわけだが、その場合は攻撃はできないとするのだろうか?シュミット氏の説明では、「第一に、作戦の目的達成」があり、この作戦を遂行するにあたって、過剰に周辺を巻き込んではいけない、、、という説明に聞こえた。逆に言うと、作戦の目的を達成するためであれば、軍事目標以外にも被害が及ぶことを容認される、、、という解釈のようである。


別の女性の講演で、富士通の名前が
Legal Aspects of a Cyber Immune System
Prof. Janine Hiller
Department of Finance, Pamplin College of Business
この講演で2012/1/1の新聞記事に関連する発表があった。(中身は薄かったが fujistu の名前はスライドに出ましたよ!)





ロシアの講演者:2007年のDDoS攻撃についての質問はナシ